基本的に投資商品には、キャピタルゲインとインカムゲインというふたつの報酬があります。
株の場合は、こんな感じに。
キャピタルゲイン → 株の売却益
インカムゲイン → 配当金・株主優待
● キャピタルゲインとインカムゲインの違い(参考記事) |
株の場合はその性質上、売却益ばかりに目がいきますが、長期で株を持ちつづけると、年に数回、配当金や株主優待がもらえます。
配当金は銀行預金で言えば、利子のようなもの。
ただ普通の銀行預金の利子はみなさん知ってのとおり、年々さがりつづけ。
政府の利下げ(マイナス金利)がつづくかぎりは、年利0.01%にも満たないものばかり。
年利0.01%ということは、100万円をあずけて1年でようやく100円もらえる、という程度のものです(笑)
かたや株では年利(配当利回り)1%以上、つまり100万円をあずけて1年で1万円もらえる、というのが、めずらしくないです。
2020年時点、たとえば高配当で代表的な株としては、以下のふたつ。
オリックス(8591) → 年利6%
日本たばこ産業(2914) → 年利8%
KDDI(9433) → 年利3%
三菱UFJ・みずほ・三井住友などの銀行普通預金 → 年利0.001%
これを見ただけで「銀行預金ってアホらし。株に投資しとこ」って思いませんか?
もちろん株は元本保証ではないので、配当ばかりに目がいっても仕方ありません。
でも株を長期保有しておけば、このように銀行預金より効率のいい利子配当がもらえるということは、覚えておいて損はないですね。
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