よく「株や相場はギャンブルか?」という話がでてきます。
私もこういう株攻略のサイトを作っている以上、「いやいや、株はギャンブルじゃないよ」と答えるのが、本来は筋というものなのでしょうね。
しかし残念ながら、私個人の意見としては、株や相場というのは、ある程度はギャンブルだと考えています(笑)
なぜなら、どんなにテクニカルやファンダといった相場の小技を極めていても、負けるときは負ける。
それが相場というものだからです。
「相場はギャンブル」なんて言うと、まあつっかかってくる人も多いです。
ただ勘違いしてほしくないのが、私はギャンブルという言葉を、別に悪い意味で使っているわけではないということ。
株や相場がギャンブルなのであれば、単純にギャンブルの攻略法を極めればいい。
そういう発想なわけです。
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競馬、パチスロ、麻雀、カジノといった類のギャンブル。
みなさんは、こうしたギャンブルゲームで連勝し続けている人たちがいることを、ご存知でしょうか?
期待値、確率、レバレッジ。
それらを全部考慮したうえで、つねに最善の手を打つわけですね。
そして不思議なもので、こういうギャンブルゲームが得意な人ほど、株やFXなどの相場をやらせても、うまくいく人が多い。
こういう一面がある以上、やはり相場とギャンブルが無関係ということは、決してありませんね。
ギャンブルを遊び倒してゲーム慣れしている人にとっては、相場ももはやゲーム感覚でサクサクプレイ。
相場を極めるなら、まずはギャンブルを極めるということ。
ギャンブル的発想が、相場をやるうえでいい効果を発揮するのです。
ぶっちゃけてしまうと、テクニカルやファンダといった相場の公式を極めるより、こちらのギャンブル攻略マインドを極めるほうが、はるかに重要と言っていいでしょう。
とりわけ短期トレードは、そうしたギャンブルゲームとかなり似通ったものになります。
私は初心者の短期トレードについては否定的です。
しかし毎日のトレードが苦ではなく、なおかつ地道にギャンブル脳のセンスを養っていけるのであれば、短期トレードは一転して、一攫千金の手法となるでしょう。
「資金管理が重要」、これもトレードやギャンブルの世界では、よく聞く表現です。
トレードやギャンブルで大損している人は、この資金管理がずさんになっていることが多い。
まあみんな資金管理について難しく考えますが、相場での資金管理とは、損小利大を考えたうえでの「含み損をかかえたときの対処アクション」のこと。
具体的には、以下の2点に集約されます。
資金が多い → ナンピンする(下値で買い増して平均取得単価をさげる)
資金が少ない → 損切りする(含み損をエグジットして損失確定する)
身もふたもない話ですが、無限にナンピンできるなら、含み損益がプラスになるまで買い下がり。
資金がないなら、ちゃっちゃと損切りする。
「資金の暴力」と言えばそれまでですが、基本はそういうことなんですね。
「負けなければ、あとは勝つしかない」、こちらも相場の格言ですが、ようはギャンブルで資金をトータルプラスにしている人たちは、最初から負けることを想定して、ゲーム盤に資金投下する。
負けたときの対処法(いわゆるマイルール)をあらかじめ決めていて、そのルール通りに行動することで、トータルの負けの要素を排除している、ということなのですね。
まずは、生活資金とはわけた資金で、投資をやるということ。
そこからさらに、相場への最初の投下額はトータル投資資金の20%までにおさえるなど、マイルールを作ることです。
たとえば貯金が1000万円あるなら、生活防衛費として500万円を貯金に残し、残りの500万円を投資にまわす。
さらにその20%である100万円だけ、最初の投下資金にまわす。
こうすることで、いざ株価がさがっても、残り400万円のナンピン余力がありますので、精神的余裕ができる。
そういうルールを、自分の中で厳格に決めておきます。
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ナンピンについても買値や投資額のルールをひととおり作り、計画的にやっていきます。
人間は弱いもので、「これ」と定めたルールがあっても、無視して感情的にそれ以上の資金を相場にまわしたり、レバレッジをかけたりしてしまいます。
そういう自制のできない人も、やはり短期トレードやギャンブルはむかないでしょうね。
横着しないことが肝心です。
また超長期投資であれば、以下のふたつの資金を用意するといいですね。
毎月定量の積立買い付け資金(小資金)
暴落時の裁量買い付け資金(大資金)
たとえば5万円とか10万円とか、定額の資金を毎月、積立式に株に投資する。
そのいっぽうで、株指数で暴落がおきたとき用に投資する大資金を、50万円とか100万円とか、別に用意しておく。
毎月の可処分所得(自由に使えるお金)から、これらの資金割合を決めていく。
そういうことです。
資金管理については、別ページでもマーチンゲール法をとおして解説しています。
● ナンピンとマーチンゲール法をあわせた究極の資金管理手法(参考記事) |
やや難解ですが、きわめて重要な項目ですので、よくチェックしておきましょう。
とりわけ短期トレードをするなら必読。
投資額や投資地点を具体的に規定していますので、適当なトレードをしがちな人は、熟読しておくといいでしょう。
トレードで負けがかさむ人は、オンラインカジノをやってみるといいですね。
ギャンブルはいろいろありますが、カジノは株・FX同様にネット上で手軽にできますので、オススメです。
じつはカジノは相場にくらべて勝ち負けがわかりやすく、マイルールも作りやすいですので、株初心者が資金管理能力を磨くにはうってつけ。
仕組み上、トレードの勝ち負けというのは、あくまで自分で決めることになります。
テクニカルやファンダで(why)、いつ(when)、どの銘柄(where)でエントリーし、そしてエグジットするか。
相場はそれらを「自分」で決めるゲームです。
含み益にしても、利確しないかぎり勝ちは確定しないし、含み損にしても、損切りしないかぎり負けが確定しない。
時間経過で含み益が含み損に転じることもあるし、逆に含み損が含み益になることもありうる。
ようするに「時間軸」という要素が加わる以上、相場というのはわりと、勝ち負けの判断が曖昧になるのですね。
ナンピンによる買い増しで、平均取得単価をさげる手段もありますから、さらに勝ち負けの基準は曖昧に。
とまあこんな感じに、自由度があがって選択肢が広がるぶん、しっかり自分でルールを律して、そのルール通りにやらないと、資金管理が複雑化して負けやすい。
それが相場の世界です。
その点、ブラックジャックやバカラなどのカジノであれば、つねに短期戦。
1回1回のゲームで、winとかloseとか確定損益が推移して、勝ち負けが確定します。
含み損益や買い増しという概念もありません。
つまり、「時間軸」という要素がない。
相場よりゲームプレイの選択肢がかぎられるのでマイルールを単純化できますし、つねに短期戦なため、同条件の試行数も多くなって、堅実に資金管理の技術を身につけやすい。
カジノを何回もプレイしてみて資金をトータルプラスにできていれば、それは確実に資金管理能力が高いことの裏付けになるのですね。
相場ではそれが、なかなかうまくいかない。
相場でカジノ同様の超短期戦を真似しようとすると、手数料負けするだけで終わることもしばしば。
活気づいた小型株はデイトレでよく使われますが、性質上、板が寄りつかないことが多く、利確・損切りしようとしてもうまくいかないことも多い。
そういう意味でも、マイルールや資金管理はずさんになりがち。
大雑把ですが、トレードとカジノでは、そんな違いがあったりしますね。
相場 → 選択肢が多いためマイルールが複雑化、勝ち負けがわかりにくくなり、資金管理の技術を身につけづらい
カジノ → 選択肢をしぼることでマイルールをシンプル化でき、勝ち負けも明白で、適切な資金管理の技術を身につけやすい
複雑な戦略をいかしやすいのが相場で、単純な資金管理をいかしやすいのがカジノ。
そんなわけで、投資初心者が堅実に資金管理の技術を身につけたいなら、あえてプレイヤーの選択肢をしぼってマイルールを単純化しやすいカジノは、オススメになります。
カジノを何度もプレイしてトータルで資金をふやせないようなら、相場の短期トレードで勝つことも難しいと考えてください。
カジノゲームのなかでも特にオススメなのは、ブラックジャック。
ベーシックストラテジーやカウンティングなど、いろんな戦略をためせて、稼ぐ力を身につけていけます。
カジノも戦略をたてて訓練することで、トレード同様に大きく稼ぐことのできる副業になります。
ベラジョンカジノなどのオンラインカジノでは、ブラックジャックやバカラなどのカジノを、ひととおりプレイできます。
オンラインカジノの入出金にはエコペイズなどの国際送金サービスも必要ですので、こちらも別途登録します。
ベラジョンカジノ、エコペイズ、どちらも年会費や登録料は無料です。
まあ相場をやるうえで、ギャンブルから学ぶことはじつに多いです。
ギャンブルを極めることができれば、格段に相場も有利になるでしょう。
短期トレードを極めて一攫千金したい、しかし負けがこんでいる。
そんな人は、まずはカジノで適切な資金管理力を身につけたあとに、ふたたび短期トレードに戻ってくる。
そういうルートも、悪くありませんよ。
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