株にかぎらず、投資というと、みなさんはこんな風景をイメージしていませんか?
部屋にズラっと、パソコンのディスプレイが6つくらい並んでいる
秒単位で、あわただしくキーボードやマウスを動かして売買している
画面の見過ぎ、目が乾燥していて不健康
まあ、いかにもな風景ですね(笑)
確かにこのようなやり方で、投資する人もいます。
これはいわゆる「デイトレ」とよばれる投資スタイルになりますね。
<時間軸ごとの投資スタイル>
短期 → 1日のうちに株の売買を終わらせる(スキャルピング、デイトレード)
中期 → 株を買ったら、数日~数か月のうちに売る(スイングトレード)
長期 → 配当や優待などのインカムゲインをもらいながら、長年売らない
しかし、実際こういうデイトレのスタイルで取引している人は、ごく少数。
いまはスマホのクリックひとつで、株を買ったり売ったりできます。
海外の浜辺でバカンスを楽しみながら、スマホを使って片手間で中長期の株を売買している人もいるくらいです(笑)
サラリーマン、主婦、学生の忙しい人でも、簡単に株取引できることがわかりますね。
そもそも1日中、株の売買をしたからといって、必ずしも稼ぎの効率がよくなるわけではありません。
むしろ中長期投資やスイングにくらべると、スキャルピングやデイトレは難易度が高く、損をしている人が多いのが実情ですね。
もちろん人によっては、デイトレも極めれば、大金を稼げる手法に化けることはあります。
しかしやはり初心者のうちは、中長期・スイングから入っていくのがオススメ。
株に慣れて「自分には短期の適性がある」と感じたら、徐々に時間軸を短くしていき、デイトレをやる形がいいですね。
● 初心者にデイトレードはオススメしない(参考記事) |
ようは「1日中パソコンの画面にはりついているのが投資」だと思っている人は、大きな誤解ということです(笑)
本業や学業のある忙しい人は、普段はしっかり仕事をこなし、中長期やスイングで、のんびり資産形成していきましょう。
そのほうが、結果的にデイトレよりも大きく稼げていたりします。
株、債券、先物、CFD、オプション、バイナリー、純金、投資信託、不動産、為替FX、ビットコイン。
あげればキリのない投資商品の数々ですが、当サイトではズバリ、株(個別株)をオススメします。
なぜなら株以外の投資商品は、トレンド(株価があがりつづける流れ)がないことが多く、中長期でやるには値動きが不安定だからですね。
放置できる時間をかけれるなら、資産を大きくふやしていくには株が一番楽です。
また株ができると、為替FXや商品先物など、別のいろんな相場への応用もききますよ。
最終的に短期トレードで荒稼ぎを極めたいという人にも、入門として最初に中長期の株をやっていくのは、合理的選択なのです。
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