「株をやると、どんないいことがあるの?」
このページでは、そんな株をやることの人生上のメリットについて、解説していきます。
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一番のメリットですね。
本業以外で、株の資産運用によって収入源を複数にできる。
もちろん損することもありますが、コツをつかめば大きく稼げるのが相場であり、株です。
将来の備えにすることもできますし、ぜひ極めたいものですね。
いまは異次元の大金融緩和時代。
国がどんどんお金を刷って増やしますので、相対的にお金の価値がさがっていきます。
なのでお金を貯金のままにしておくと、損すると言われますね。
株を買っておくことで、そういったインフレ・スタグフレーションに対処することができます。
スタグフレーション → 物価(株価)があがり、お金の価値がさがり、さらに私たちの受け取る給与賃金もさがっている状態 |
金融緩和やインフレについては「中央銀行の役割と経済の根幹」を参照してください。
これは相場だけでなく人生にもあてはまりますが、「人の行く裏に道あり花の山」。
みんなと同じような生き方をしているかぎり、お金持ちにはなれないし、幸せにもなれません。
「多数派の生き方に逆張りして、少数派に徹する」というセンスが磨けるのも、相場もいいところ。
「自分はちゃんと少数派か?」と自問自答する習慣を、株を通してぜひつけましょう。
これも大きいですよ。
相場の世界は、とにかく騙し合い。
実際の相場もそうですが、相場情報を集めるためのSNS利用で他人と言葉をかわすときも、「買い煽り」などの罠がたくさんです。
買い煽りについては、別記事「初心者は仕手株に気をつけろ!」参照。
ビットコインも出川哲郎氏などの有名人がCMにでて、大々的に広告されたあとに、価格の大暴落がおきています。
こういう経験を通して学ぶことは、とても多いです。
世の中にありふれた保険加入、不動産投資、宝くじなどが詐欺だということに気づけるのも、基本的には相場がきっかけ。
「騙されにくくなる」というのは、資産形成するうえでは大きいです。
相場をやることで、お金をとにかく大切にするようになります。
毎月、お金がどれくらい入ってくるか。
そしてお金がどれだけ出ていくかを、把握できるようになる。
ようは人生全体の資金管理能力が、あがるわけですね。
● 資金管理を極める方法(参考記事) |
マネーフォワードやfreeeなどの会計ソフトを使って、毎月の固定費は少なくし、大きな出費をなくすように心がける。
上記の「詐欺に強くなれる」とも関連しますが、とにかくお金のでていくことには、眉をひそめるようになれるわけです。
「疑り深くなる」と言うとマイナスのイメージがありますが、本気で資産形成を考えるのであれば、お金の面ではそれくらい慎重なほうがいいでしょう。
株をやることで、自分の財布・口座などミクロな資金の流れもそうですが、相場・政治・経済などマクロな資金の流れも、肌で感じれるようになります。
政府が金融緩和で生み出したお金や、富裕層のお金は、いったいどういう所に流れているのか?
たとえば2010年代なら、国民の給与などではなく、株や債券といったものに流れていっている。
中でもハイテク・グロースなどのテーマ株ですね。
そういう資金の流れを見ることで、おのずと投資先というのもわかりますし、お金の流れを世界規模で、立体的に見ることができます。
株をやっていると、嫌でも「これから発展・衰退する事業」というのもわかってきます。
就職するときは、面接官より会社の事業内容に精通することで、すぐに採用が決まるでしょう。
少なくとも就職難民になることはありえません。
社内でやるべきことも明確にしておけば、上司をすぐに追い抜いて、出世もはやくなるでしょう。
また需要のない事業で、土台が不安定だとわかっている仕事を、いちいち選んでやる必要はありません。
転職のきっかけになったり、自社の事業内容を変えるうえで、役に立つでしょう。
長年続く会社とは「社会の変化に適応できる会社」です。
株投資の具体的な手法については、当サイト「株投資のIROHA」の教科書コンテンツで、わかりやすく解説しています。
このページで株投資に興味を持った人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
● 株投資の魅力(株投資のIROHA・教科書マニュアル第1章へ) |
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