このページでは、テクニカル分析・チャート分析の基本となる「ローソク足理論」についてまとめています。
ローソク足理論は「酒田五法・プライスアクション・パターンフォーメーション」といったもので、ローソク足の形状から銘柄の売買タイミングを見ていこう、というもの。
長期投資・短期トレード、どちらでも使えますし、株以外にもFXや先物、ビットコインにも使えます。
ぜひマスターしましょう。
目次
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ローソク足理論では、シグナルとして「順張り」と「逆張り」があります。(別記事「順張りと逆張り」参照)
たとえば、こちらの「陰のはらみ線」は、逆張りの買いシグナルとして機能。
株価が急降下時にこれがでたときは、買いを検討します。
とはいえ、くれぐれも安直に「陰のはらみ線がでた、じゃあ買いだ」とならないように気をつけます。
ローソク足理論は、あくまでトレードの根拠を高めるためのもの。
乖離率やファンダメンタルなど、別の根拠とくみあわせて使うことが重要です。
たとえば25日移動平均乖離率(別記事「移動平均乖離率」参照)とくみあわせて使うなら、以下のような感じに。
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これらの基準で、指数先物や大型株といったそれなり出来高のある銘柄でトレードすると、確度があがります。
2013年5月の日経平均株価は、バーナンキショックにより大幅下落。
このとき下限で25DMA(25日移動平均線)の乖離率は、マイナス10%にタッチ。
同時にローソク足も、陰のはらみ線がでました。
陰のはらみ線のような、ローソク足理論の逆張り買いシグナルがでる
かつ25DMA乖離率はマイナス10%にタッチする
こういう複数条件の「かつ」があるときに、買ってみるわけです。
以降は上昇トレンドになり、さっそく利益がでます。
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順張り・買いシグナル → 上方乖離しすぎてない上昇トレンド中やレンジ中に買いエントリー(25DMA+5%以下)
逆張り・買いシグナル → 下方乖離の下降トレンド中に買いエントリー(25DMA-10%以下)
順張り・売りシグナル → 下方乖離しすぎてない下降トレンド中やレンジ中に売りエントリー(25DMA-5%以上)
逆張り・売りシグナル → 上方乖離の上昇トレンド中に売りエントリー(25DMA+10%以上)
乖離率など、実際にはこんなふうにローソク足理論以外の要素をくみあわせながら、エントリーを考えます。
それぞれクリックすると、ローソク足理論の詳細解説ページへとうつります。
(各画像クリックで拡大)
● ローソク足理論コース1(包み線・孕み線など) |
● ローソク足理論コース2(かぶせ線・切り込み線など) |
● ローソク足理論コース3(たすき線など) |
● ローソク足理論コース4(三空・明星・スパイクなど) |
● ローソク足理論コース5(三兵・スラストなど) |
● ローソク足理論コース6(ランウェイ・三法など) |
● ローソク足理論コース7(毛抜き天井・毛抜き底など) |
● ローソク足理論コース8(三尊・逆三尊) |
● ローソク足理論コース9(三山・三川・ダブルトップ・ダブルボトム) |
● ローソク足理論コース10(トライアングル) |
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