たすき線は、トレンド継続のシグナルとして機能するローソク足の組み合わせです。
陰のたすき線 → 陽線+陰線(上昇トレンド継続の買い時)
陽のたすき線 → 陰線+陽線(下降トレンド継続の売り時)
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それぞれかぶせ線、切り込み線との違いに気をつけましょう。
安値も高値も逆方向に更新してますので、ぱっと見、強力な反転シグナルです。
しかし実際は押し目・戻り目の確度が高い形として、認識されることに気をつけます。
上方乖離・下方乖離してないときのたすき線は、トレンドフォローに徹するといいでしょう。
● 順張りと逆張りの違い(トレンドフォローの解説) |
トレンド中にたすき線が現れることを「連続タスキ」と言い、たすき線が押し目・戻り目として使われる典型です。
窓を開けてたすき線が現れるのは「上放れタスキ・下放れタスキ」と言い、押し目・戻り目の確度があがります。
この場合、窓埋めしてから動くことも多いことに注意します。
振り分け線(行き違い線)も、たすき線同様にトレンド継続サインです。
陽の振り分け線 → 陰線+陽線(上昇トレンド継続の買い時)
陰の振り分け線 → 陽線+陰線(下降トレンド継続の売り時)
同サイズのローソク足が、前足と同じ始値を起点に反対方向へと動きます。
たすき線との違いは、こちらは素直に2本目のローソク足の方向に動く点ですね。
出会い線は、反転サインとして機能します。
陽の出会い線 → 陰線+陽線(下方乖離の反転で買い時)
陰の出会い線 → 陽線+陰線(上方乖離の反転で売り時)
振り分け線と似ていますので、注意します。
出会い線 → 1本目と2本目の足の終値が同じ
振り分け線 → 1本目と2本目の足の始値が同じ
どちらも同サイズで、反対方向のローソク足が出現するのは同じ。
また出会い線も、2本目の方向へとその後の相場が動きます。
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