株投資のやり方を、初心者向けにわかりやすくご紹介。貧乏脱出・老後資金を目指して、年間1000万円以上ためる方法をレクチャー!
トップ株投資のイロハ・第6章 > 現在のページ

指数とは?
<株投資のイロハ6-2>




相場の世界には、「指数」という概念もたびたび登場します。

指数のひとつである「日経平均株価」については、日本株をやるうえで特に重要。

為替と同じくらい見るべき指標となりますので、株初心者の人はぜひおさえておきましょう。


目次

指数と個別株



相場の世界での「指数」というのは、簡単に言えば、あらゆる個別銘柄の値動き・株価を平均化した数値(平均株価指数)のことです。


代表的な指数としては、主要な日本株225銘柄の株価をまとめた日経平均株価指数(略称・日経)

東証一部の大型株を中心に構成されたTOPIX指数

新興株中心のマザーズ指数ジャスダック指数


日本株をやるうえでは、この4つの指数が主流ですね。


  • 指数 → あらゆる個別銘柄をまとめた平均値の株価

  • 日本株の主流な指数 → 日経平均株価、TOPIX、マザーズ指数、ジャスダック指数


これらの指数チャートが右肩あがりであれば個別株もあがりやすく、逆に右肩下がりであれば個別株もさがりやすいです。



よくこれらの指数は「地合い」ともよばれます。

地合いが良い」とか言われてるときは、指数があがってて個別株もあがりやすい

地合いが悪い」とか言われてるときは、指数がさがってて個別株もさがりやすい


指数の値動きのチェックの仕方


(クリックで拡大)


為替同様、指数はグーグル検索やスマホ株アプリで、値動きのチャートを見ることができます。


日経平均株価は、単位が円であることに対して、TOPIXなど他の指数は単位がポイントであることに気をつけましょう。

このスクショ(2019年8月9日)であれば、日経は20684円、TOPIXは1503ポイントで引けています。


日経銘柄の一例


日本の株価指数で特に重要な日経(日経平均株価)。

こちらは東証一部の代表的な大型225銘柄で構成され、その平均値をだしています。

そのこともあり、日経は「日経225」とも呼ばれますね。

以下、2020年時点・225銘柄のうち代表的な銘柄例。


(クリックで拡大)


これらの銘柄株価の平均値が、日経平均株価というわけです。

この株価指数に採用されている銘柄は、定期的にいれかわることに気をつけます。


初心者は日経採用銘柄から取引する株を選ぼう


もしあなたが株初心者なのであれば、基本この225銘柄から、取引する株を選ぶといいでしょう。


東証一部の大型株に限定されますので、毎日出来高がしっかりあり、テクニカルやファンダがきっちり機能

空売りも制度信用取引が使えますので、少ない金利で長期空売りできます。

初心者にはうってつけの銘柄が、自然とそろっているわけです。


<日経平均株価採用の225銘柄の特徴>

  • 値動きをおさえた長期向けの大型株がそろっている

  • 制度信用取引で、お安く長期空売りができる


お気づきの方もいるでしょうが、当サイトで話題にあげてる銘柄も、だいたい日経平均株価採用の銘柄中心。

こういった著名な大型株で、月足チャートが上昇トレンドであれば買いで入り、下降トレンドであれば空売りで入る

それが日本株での、一番確実的な稼ぎ方です。


● トレンドとレンジ(復習記事)


指数採用の大型株は長期投資に向く



225採用銘柄のひとつ、日産化学(4021)の月足チャートですが、こちらは2012年から2018年まで、ずっと24か月移動平均線の上で、綺麗に上昇トレンドを形成

底値の600円から頂点の6000円まで、6年かけて株価10倍(テンバガー)を達成



テンバガーの達成感で、2019年に入ってから深い掘りが発生していますが、こうして年数かけてじっくり株価5倍とか10倍を達成した銘柄は、際立った急落もありません。

そのため逆指値などの資金管理で長期投資していれば、逃げ遅れることはほとんどありません

長期で育てていける銘柄が多いのが、指数採用の東証一部銘柄の良いところです。


日経225銘柄が多いと感じる方は、以下の「TOPIX100」とよばれる指数を構成する100銘柄(2020年時点)もオススメです。


(クリックで拡大)


日経225同様、東証一部の大型株で構成されてます。


アメリカのダウ平均株価にも目をむける


株価指数は日本以外の各国にも存在します。

外国の株価指数で特に見ておくべきは、アメリカ合衆国の「ダウ平均株価」です。


(クリックで拡大)


日経同様、スマホ株アプリなどでチャートを見ることができます。


ダウ平均株価(略称ダウ)は、アメリカの主要大型株30種で構成されています。

いわゆる「世界の株式の本尊」ともよべる株価指数。

これが不調だと、基本的に世界中の株価指数もおちていきます



やはり世界の中心というのはアメリカ。

日本株をやるうえでも、アメリカの株の動向を見ておく必要があります。



ダウ平均株価の単位はドルですので、このスクショ(2019年8月12日)であれば、25897ドルとなります。

いっぽう他のアメリカの主要な指数としてはS&P500、ナスダック指数、ラッセル指数などがありますが、これらは全部単位がポイントになります。



業種別の指数


その他、業種・セクター別の株価指数というのもあります。


(クリックで拡大)


上の絵は楽天証券の株アプリ・iSPEEDより。

このように各証券アプリで、業種セクターの平均株価を見ることも可能です。


● 33業種別のチャート(外部リンク)


こちらのサイトでも、業種別チャートを見れます。


(クリックで拡大)


上記は2019年8月時点のもの。

たとえば水産・農林業指数チャートが、25日移動平均線の下で下降トレンドになっていれば、水産銘柄である日水(1332)やマルハニチロ(1333)に買いをいれるのは控えておく。

そんな使い方ができます。



指数のまとめ


指数の要点としては、以下の3点。


  • 日経があがれば個別の株価もあがりやすく、日経がさがれば個別の株価もさがりやすい

  • ダウがあがれば日経や個別もあがりやすく、ダウがさがれば日経や個別もさがりやすい

  • 初心者は日経採用銘柄の月足チャートで上昇トレンドを作っている株を買い、下降トレンドを作っている株を空売りがオススメ



指数の中でも日経とダウの2つは、よく観察するようにしましょう。

特にダウ平均株価が月足チャートの上昇トレンドに入れば、どの株を買っても儲かりやすいです。


(クリックで拡大・日経とダウの長期チャート)


株式投資をやる以上、日経とダウの長期チャートは、軽く暗記しておくのがオススメです。

このふたつは、それくらい重要な指標になります。


■ 次ページ 先物とは?




<仕事しながら億の資産形成を目指す方法>

億の資産形成のやり方は、本業に専念しつつ長期投資するやり方を、管理人が初心者向けにまとめた王道の株教材です。

<短期トレードですばやく100万円を稼ぐ方法>

XMは、日経先物やドル円為替などをハイレバレッジで取引可能。短期トレード手っ取り早く稼ぐときには、必須の口座です。
Copyright(c) 2020-2021 株投資のIROHA