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値上がり率と値下がり率について理解しよう




株価があがると「50%の利益」とか言ったりします。

まあ初心者が聞くと「なんのこっちゃい」でしょう(笑)


とはいえ、損益をこうして「値上がり率・値下がり率」の値幅パーセンテージ(株価変化率)で示すのは、株にかぎらず、あらゆる相場でよく使われます。

しっかり覚えていきましょう。


目次

株価変化率の例



たとえば株価が1万円の銘柄を、100株買う。

株価が1万2000円にあがれば20万円(値幅2000円ぶん)の利益で、20%の値上がり率

1万4000円にあがれば40万円(値幅4000円ぶん)の利益で、40%の値上がり率となります。



逆に株価8000円にさがれば-20万円(値幅-2000円ぶん)の損失で、-20%の値下がり率

6000円にさがれば-40万円(値幅-4000円ぶん)の損失で、-40%の値下がり率



株価変化率の計算式


値上がり率・値下がり率は、もとの変化前株価(元値)を基準に計算します。

具体的には、以下のように。


(現在株価-元値)÷元値×100(%)


株価が1万円から1万2000円になったときの値上がり率は、以下のような計算。


(12000-10000)÷10000×100(%)=20%


このように、値上がり率20%という数字がでてきます。


株価が1万円から6000円にさがったときの値下がり率は、以下のような計算。


(6000-10000)÷10000×100(%)=-40%


値下がり率-40%という数字がでてくるわけです。



複雑な株価の場合


わかりやすくするため、株価1万円の元値で例をあげましたが、今度は複雑な元値の場合を見てみましょう。

株価が5600円の銘柄を100株買ったとき。


(1)株価が8600円にあがれば30万円(値幅3000円ぶん)の利益


(8600-5600)÷5600×100(%)=53%


利益は値上がり率53%の30万円。


(2)株価2200円にさがれば-34万円(値幅-3400円ぶん)の損失


(2200-5600)÷5600×100(%)=-60%


損失は値下がり率-60%の-34万円。



金額より変化率で損益を表現する


人それぞれで、株を買う単元数は異なってきます。

そのため値上がり率・値下がり率によって「40%の利益」だとか「20%の損失」だとか、株の損益を言い表す機会が多いです。

値上がり率・値下がり率によって損益を表現することには、慣れておくといいでしょう。



変化率のわかりやすい目安


参考までに、現物投資で値上がり率100%の利益だと、元本は2倍に

100万円の投資で、含み益100万円、元本は200万円に。

200%の利益だと、元本は3倍。

100万円の投資で、含み益200万円、元本は300万円に。



元本は値上がり率100%だと2倍、値上がり率200%だと3倍

というように、元本は値上がり率パーセンテージ3桁目にプラス1した数字の倍数になる、と覚えておくのがコツです。


ランキングは初心者不向きの小型株が多い



ちなみに毎日の値上がり率ランキング・値下がり率ランキングでは、時価総額500億円未満の小型株が、よく1日で20%とか40%とか上げ下げして、ランキングにのることが多いです。

大きく動いたあとの小型株は、初心者がさわると火傷する銘柄ばかりです。

くれぐれも、注意しましょう。


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