「そもそも株とはいったいなにか?」
じつは実際に株投資で稼ぐときは、そんなことはあまり意識しません。
しかし株投資をやる以上、最低限のことは知っておくべきでしょうね。
でないと自分がなにをやってるんだか、わからなくなりますから(笑)
簡単に言ってしまうと、株とは「会社がお金を調達する方法」のひとつです。
会社がなにか事業をやるとき、だいたいの場合は、お金がたりないことが多いものです。
たとえばいきなり屋台でラーメン屋をやろうとして、あなたはすぐに利益をあげることができますか?
屋台を用意するだけでもかなりのお金がかかりますし、麺や具材などの仕入にもお金がかかりますね。
そこで「株券」をいくつも発行して値段をつけて、投資家に買ってもらい、お金を集めるわけです。
「これって借金と同じことじゃないの?」
そう思った人は鋭いですね(笑)
しかし、明確な違いがあるのです。
借金の場合は、原則会社に貸したお金は、期日までにそのまま返ってきますね。
たとえば1万円貸したら、5年後に利子(インカムゲイン)をつけたうえで1万円返ってくるとか、そういうことです。
こういった会社の借金の証明書を、しばしば債券(社債)とよびます。
しかし株の場合は、1万円で買った株が2万円に値上がりすることもあれば、5000円に値下がりすることもある。
2万円のときに市場で株を売却すれば1万円の得(キャピタルゲイン)ですし、5000円のときに株を売却すると5000円の損(キャピタルロス)ですね。
● キャピタルゲインとインカムゲインのわかりやすい解説(参考記事) |
借金(債券) → 1万円出資すれば、期日にそのまま1万円返ってくる(投資家の取り分はインカムゲインだけ)
株 → 1万円出資すれば、2万円に値上がりして得したり、5000円に値下がりして損したりする(投資家の取り分はキャピタルゲイン)
このように株には「価格変動リスク」があります。
私たちのような小資金の一般人が、大きく稼いでお金持ちになることを狙うなら、うってつけだと思いませんか?
もちろん、値下がりしない株を選ぶための勉強は必要です。
基本的には株の価格(株価)というのは、その会社の売上・利益などの業績がよければ、どんどんあがっていきます。
しかし実際は、ほかにもいろんな要因が絡んで、株価は変わっていきますね。
当サイトでは、そんな値上がりしていく株(銘柄)を探すコツを、まとめています。
どんどん知識を吸収していってくださいね。
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